主婦が突然ボイメンのオタクになった話

名古屋の町おこしお兄さんBOYS AND MENの10周年を全力でお祝いするブログ。ボイメン以外のことを書くときもあります。

The Perfect Fanからボイメンの人生に触れる

どうも、ボイメン沼の住人okimaiです。

 

今日すでに1記事更新したと言うのに、田村推しのオタ友と「タムタムおめでとう」とLINEのやり取りをし出したら「やっぱり諦めなければ夢って叶うんだな…」と、どうにもこの溢れ出るこの気持ちを止めることが出来ず、再びPCの前に座りブログを書いています。

 

ボイメンを好きになって2年と少し、これまで文章に残すようなことはことはなく、ただただ10周年の記念に少しでもボイメンを知ってもらうことが出来たら…ということと、自分の行き場のない熱い気持ちを文章にしてまとめてみよう…そんな気持ちだけでひっそりと始めたこのブログ。

 

読んでくれている人が、少しでも何か感じてもらえることがあったらそれだけで充分嬉しいです。ありがとうございます。(拙い文章で申し訳ない気持ちも併せていっぱい)

 

The Perfect Fanの歌詞を読み解く

タイトルにもある通り、The Perfect Fanとは私が中学〜大学まで好きだったBackstreet Boysの曲のタイトルで、メンバーの1人、ブライアンが自分のお母さんへ書いた手紙が歌詞の基になった歌です。ボイメンの曲の中で言ったら、One for All, All for One的な感じかなぁ。(と個人的には解釈している)

 

この曲を聴いた当時、まだまだ子供だった私は「ふ〜ん、いい曲だなぁ〜」くらいで特にそこまでの思い入れはありませんでした。どちらかと言うと、恋愛の曲が好きでMore Than ThatとかQuit Playing Gamesとかが好きだったんですよね。

 

私の学生時代は、BSBがスマッシュヒットさせたI Want It That Wayがリリースされた頃で彼らの人気絶頂期と重なり、私自身もちょうど英語を本格的に勉強し始めた時期だったこともあり、勉強も兼ねてかなりハマりました。BSBの東京ドームライブでは泣いたのも良い思い出。

 

ところでBSBと訳すとJSBと似てません?JSBと言う文字を見るとBSBを思い出す世代。

 

そんなことはどうでもいい。

 

で、大人になってからはBSBを聴く機会もだいぶなくなり、去年ライブで来日すると言うニュースを見て、そういえばとyoutubeで仕事用のBGMに検索をしていたところ、ちょうどThe Perfect Fanが流れてきまして。それはそれはもう。気付いたら泣いてました。むしろイントロから泣きましたね。

 

この曲の良さを知らなかった、当時の自分を殴りたい。まぁ、年を重ねてから感じることも多いと思うし、若かったからそう深くは理解せずにいたのかもしれないですが。

 

この曲の良さは壮大なメロディーはもちろん、何しろ歌詞に非常に込み上げるものがある。英語のストレートな表現がスッと心に入り込んでくる。全体の歌詞や曲は公式で見つけることが出来なかったのでぜひ検索してもらいたいのですが(公式動画を掲載したい主義)、私が一番好きな歌詞の部分があって、それは

 

You showed me 

Just how to walk without your hands

'Cause mom you always were

The Perfect Fan

 

あなたは手を離して歩いていくことを僕に教えてくれた

だってママはいつでもPerfect Fanだから

 

 

I want to thank you for what you've done

In hopes I can give you back to you

Be the perfect son

 

あなたがしてくれたことにありがとうと伝えたい

願わくばお返しが出来たらと思う

完璧な息子になることで

 

私なりの意訳なので、捉え方は人それぞれでOKかと思います。

 

最初の「自立すること(手を離すこと)を教えてくれた、だってママはPerfect Fanだから」(あえて「完璧なファン」とは訳さないのは察してください)って、そこに全てが含まれているなと。素晴らしい一文。

 

そして、その後には「完璧な息子になって恩返し出来れば」という息子の心情が描かれていて、もう涙腺崩壊。

 

wereということは、もう過去なんですよね。親離れした、独り立ちしたという意味合いもあるのかもしれません。(文法的なこともあるので、深読みのしすぎかもしれませんが私はそう捉えました)

 

The Perfect Fanから推しの人生を想う

なぜこの1曲がそんなにも自分に刺さったのかと言うと、推しのお母さんやおばあちゃん(推しはおばあちゃん子)の気持ちや立場を想うと、どうしても感情移入せずにはいられないんですよね。私もこれでも(?)2人の息子がおり、自分の母親という立場を、大変厚かましくも推しのお母さんの立場と重ね合わせてしまうんです。

 

高校を卒業したての10代で、進学をせずに地元を離れ、芸能界といういばらの道に進む息子を送り出すことがどんなにすごいことか。これからの私に母親として同じことが出来るのだろうか、と自問自答してしまいました。

 

特に推しの出身地である長野県は、教育県と呼ばれるほど真面目で教育に熱心なことで知られていて、現に私の長野出身の大学時代の友人たちはみんな教員免許や資格を取得し、卒業後は地元に帰って行きました。

 

やっぱり私も、長男が生まれた時は「ただ元気に育ってくれたら、それだけでいい」と思っていました。(もちろん今もそう思う)でも人間て欲深い生き物で、段々と長男が成長すればするほど、「多少は勉強は出来た方がいい」とか「運動も人並みには…」とか「将来はある程度のレベルの大学に行って欲しいなぁ」なんて自分の意見を勝手に息子に重ねてしまうこともあって…。「子供の好きなようにさせてあげたい」って常日頃から頭の中で思っていたとしても。

 

だからこの曲を聴くと、「息子の人生の主役は息子、私は彼の人生のサポーター」という自分なりの子育てのモットーを思い出し、母親としての原点に立ち返ることが出来るんです。自分も、息子のやりたいことを尊重し、信じて息子を送り出した推しのお母さんのように、私も自分の息子にとってのPerfect Fanでいたいなと。だから、今後息子たちの気持ちを尊重して、どんなことも受け入れてあげたいと思っています。(犯罪はダメゼッタイ)

 

舞台に立つボイメンの人生に触れる

加えて、「人前に立って大きな舞台に立つ」という仕事をする推しの立場からもこの曲に感情移入してしまうんですよね。推しだけではなくボイメンのメンバー全員に言えることなのですが。

 

自分を常日頃から応援して支えてくれている、お母さんという存在にきっとこれまでも感謝しているでしょうし、今後もずっと感謝するんだろうなと。さっきご紹介した「完璧な息子になって恩返し出来たらいいな」という歌詞も、ちょうどメンバーの心情と重なり合ってしまって。(勝手に重ねているとも言う)やっぱり泣けてしまう。

 

ボイメン然り、推しを好きになってからよく思うことは「推しを推し始めて、推しの人生の一部に触れているんだなぁ」と思うことです。元々友達でも知り合いでも何でもない人(言い方)なのに、好きという理由だけでその人のことを推しているんです。それってシンプルに考えて、すごいことですよね。好きと言う気持ちだけが、推しを推す原動力なんですから。

 

推しの地元に自然災害があれば心配になるし、推しの地元の名産品があれば長野県産の物を購入しちゃうし、推しが車が好きと言ったら一緒に勉強するし、オススメのウイスキーと聞けば購入して飲んじゃうし。

 

全く重なることのなかった推しの人生と、自分の人生が交差する瞬間があるんだなぁと。

 

縁あって推しと出会えた、だから自分は推しにとってもPerfect Fanの1人でもありたいなとも思います。まぁ、推しにとってのPerfect Fanの定義は何じゃいと聞かれたらコレだ!というものはないのですが。(オイ)

 

芸能界と言う大変な環境に身を置いて頑張る推しを、否定したり批判したりってしたくないじゃないですか。私はしたくないし出来ない。きっともう十分そう言うことはされてきてるはず。そう言った全ての経緯を引っくるめて、基本私は推しを全肯定という姿勢を貫いています。(除犯罪行為)

 

なので、私は他のメンバーの悪口も言いたくないし言わない主義。それだけはボイメンを好きになってから自分で決めたことです。だって他のメンバーの悪口を聞いたら、そのメンバーを推してるオタクは気分悪くなると思いませんか?平和主義者。人類皆兄弟。(ここで言うのは個人に対してのことで作品とか仕事とかはまた別の話)

 

しかも私なんてね、毎日毎日家であーだこーだ言う子ザルたち()に向かってキーキーしてることもあって、とにかく推しを甘やかしたい。「いいね!いいね!」って。

 

「嫌いな物わざわざ食べなくても死にゃーしない!大丈夫!」とか「薄味!最高!健康的!」とか「配信が無言なんて真剣な顔見れるし脳天見れるだけでも最高」とか「ブログの更新が少ないってことは充実してるってことだな!」とか「夕方のヒゲの顔も国宝級」とか。どんな些細なことでも、とにかく何でも肯定して甘やかしたいんですよ。人から何と思われようと、推しのことを何でも大好きなんですよ。

 

話が逸れて、長くなってしまいました。

結局何が言いたいのか、言葉足らずでうまく伝えることが出来ずもどかしいのですが。

 

とにかく、このBSBの1曲からボイメンや推しの人生、そして自分や息子の人生を想い、明日もどうかボイメンに関わる全てのみんなが、健康で元気に、そして楽しく過ごせるように祈っているのです。

 

おわり。