主婦が突然ボイメンのオタクになった話

名古屋の町おこしお兄さんBOYS AND MENの10周年を全力でお祝いするブログ。ボイメン以外のことを書くときもあります。

ファンレターのススメ(長文)

どうも、ボイメン沼の住人okimaiです。

 

突然ですが、今日はファンレターについて書こうかと。長文になりますので、ご興味のある方だけでも。

 

ファンレターを出したことのあるオタクって、どれくらいいるのでしょうか?ファンレターを出したことはなくても、推しのツイートにリプライしたりブログにコメントを残したりしたことはあるはず。

 

かく言う私は古のジャニオタであり、ジャニオタを始めた小学生の頃からよくファンレターを出していました。担降りしてから長いことオタク活動からは離れていたのでファンレターを書く機会もなかったのですが、ボイメンのオタクになってからは推しの誕生日には出す様にしており、最近では仲の良いオタクの影響を受け月1回はファンレターを出すようになりました。

 

私は元々手紙を書くことが好きで小さい頃からよく文通をしていて、しかもペンパル世代ということもありよく海外にエアメールを出しては返事を待ち遠しく思っていました。英語が好きだったし、それしか勉強してこなかったしね。あとは文房具好きで今でもレターセットやペンにはこだわりがあり、季節ごとに便箋を変えて手紙を書いたりするのも大好き。

 

昔は「りぼん」とか「なかよし」の様なそういう類の本の巻末にファン同士のコミュニティページがあり、今では考えられないでしょうが住所氏名年齢が書いてあって、よく文通相手を探していたりしました。すごい制度ですよね。個人情報保護とか言ってる今の時代に、個人情報丸オブ出し。このことを一回り年下のオタ友に話したらウケてた。そりゃそうだ。昔はこうでもしないと情報交換なんて出来なかったし、インターネットは疎かケータイだってない時代だったから、電話するのも家の電話で相手の自宅に緊張しながら掛けてたのも、今となっては小さい頃から社会に触れる良い機会だったのかも知れないと思う。

 

ジャニーズ事務所からの情報だって、ファンクラブの会報やオリキさん(今で言うTO)からで、あとは何枚もの往復ハガキに自分の住所を書いて事務局に送って、それにジュニアの情報が印刷されて戻ってくるのを待ってた。そんな時代があったなんてね、今やPCやスマホを開けばこんなにもすぐに情報を得られると言うのに。

 

で。肝心のファンレターの話。ファンレターって単純に考えてすごくないですか?だって自分の時間を割いてまで便箋と封筒を用意して、手紙を書いて切手を貼ってポストに投函する。まぁ、言ってしまえば手間がかかる。だけどその手間をもってしても、相手である推しに何かを伝えたいと思ってみんな書くんですから。好きじゃなきゃ出来ないと思う。ファンレターを毎月出している私がすごいと言うことではありません。念のため。

 

以前、エアラインに勤務していた時に1度だけお客様からサンクスレターを頂いたことがあり、それはそれは嬉しかった忘れられない思い出の1つで。内容としては「言葉遣い、接客の対応、どれも素晴らしかった」と言うようなもの(恐れ多い)で、お客様はメールでカスタマーサービス宛てに送って下さり、社内で処理されてから1ヶ月後くらいに私の元まで届きました。

 

人間辛いことがあっても、一生懸命頑張っていればこんな良いこともあるんだなぁと思いましたね。そのメールで知ったのですが、実はそのお客様は特別な対応になるのが嫌だからと、エアラインの上級会員様であることを伏せてご搭乗されていた様で。誰に対しても公平にサービスをしていたのも評価されたのかもしれないなぁと当時私は思いました。(誰に対しても公平な接客を行うと言うのは、当時の私の接客をする上でのモットーだった)(皇室除く)(皇室は特別な対応があります)

 

接客業はこんな思い出に残る様な良いこともあるけど、もちろん嫌なこともたくさんあり、お客様から「死ね」とか「殺す」に始まり、「土下座しろ」「2chに書き込んでやる」「F**K YOU」「K**L YOU」など多くの汚い言葉を浴びせられることもそれはそれは多く。まぁそのおかげで強くもなって、こう言う言葉は挨拶の一種だと思う様にすらなった。(ちなみに今これやったら警察沙汰)

 

で、かつての接客業の経験から私は思いました。「自分は良いサービスを受けた時には、必ずカスタマーサービスにお礼の連絡をしよう」って。お礼って言ってもそんな固いものじゃないです。「こんな良い接客を受けたのでご本人に直接お伝えください」とか「今日はご親切にありがとうございました」とかそう言う感じ。まぁ、要はファンレターの1つの様なものかなと私は捉えています。

 

現に先週も、行きつけのファミマの店員さんの接客が素晴らしかったので(元々良いお店だと思っていた)カスタマーサービスにメールを送りました。「こんな状況の中、明るく丁寧に対応して頂き励まされました」と言う様な内容。私は基本的に「どんな相手でも言わなきゃ伝わらない」と思っているので、その店員さんにも直接「いつもありがとうございます」と伝えた上で、加えてメールも送りました。私ごときが大変厚かましいのですが、私のメールが少しでも店員さんのモチベーションになったり、励みになったらいいな、嬉しいなって。かつて私もそうだった様に。

 

なんでこんな話になったのかと言うと(前置きが長い)、「どうしてクレームや悪口はすぐに直接伝えるのに、良いことは相手に伝えないのか?」と言う長年の疑問があったからです。クレームは何か嫌なことがあってどうしても相手に伝えたいことだから、今後の改善を期待する気持ちも含めて意見していると言うことも理解しています。それは大前提として。

 

で。じゃあ反対に、良いことって伝えてるのかな?って。もちろん、気に入ったから再度利用するとかまたそのお店に行くとか、そういう方法で自分の気持ちを伝えられることもわかっているのですが、結局は言わなきゃ相手はわからないのでは?ってことが私の信条としてある故、先程のファミマの件も連絡した次第で。

 

ここでやっと本題に入りますが(前置きが長い)、ファンレターも同じじゃないかなと思うんです。こちらから相手に伝えるのはそりゃあ一方通行かも知れないけど、それでも自分は推しのおかげで毎日楽しく過ごせてますって一言伝えられたら、相手も嫌な思いはしないはず、少なからず嬉しいんじゃないかなと。

 

実際、私もこうしてボイメン10周年のお祝いにブログを初めて1ヶ月、やはり読んでくれて「共感した」とか「良かった」とか一言でも反応をもらえることがブログを続ける上での励みになるし、何よりも単純に嬉しい。承認欲求と言われてしまえばそれまでかも知れないけど、それでもこのブログが面白いと1人でも思ってくれる人がいるのであればやりがいもあるって訳で。

 

だから私は推しのブログには欠かさずコメントをする様にしてるし、ファンレターも出す。オタクみんなにやってほしいとか、そう言うつもりは一切ありません。念のため。ただ、ファンレターやコメント1つでもし推しが少しでも喜んでくれたり励まされたり元気になったり、なんてことが100回のうちに1回でも(どんだけ)あったら嬉しいな、なんて思ったりする訳で。

 

担降りしてから好きになったGLAYのJIROちゃんが、去年の夏のライブで「昔はGLAYの歴史とかファンレターとかも特に思うことはなかったけど(なかったんかい)、自分と同じ様にファンの子たちも歳を取ってきて「結婚しました」とか「子供が生まれました」とか「やっと子育てが落ち着いてライブに行けます」とかそう言うことが手紙に書いてあるのを見て、本当に有難いな、GLAYの歴史ってこう言うことなんだなと思う様になった(ニュアンス)」と言う心境の変化をMCで話していて。モンスターバンドのメンバーでもそう言う風に思うんだなぁと。その話を直接聞いて、なんか純粋に嬉しかったんですよね。こちらが好きでやっていることが、少しでもメンバーの気持ちに届いてる。少しでもメンバーが何か感じることがあるんだなぁ、伝わっているんだなぁ、と思って。だからファンレターと言うやり方は一方通行の様に感じるかも知れないけど、実際はそんなことないんだなって。そう思いました。

 

まぁ、結局は自分が感謝の気持ちや推しへの想いを伝えたいからファンレターやらコメントやらしてるだけなんだけどさ。(これまでの一連の流れは一体)

 

ただでさえ世界情勢は暗くなりがちなのに、最近いわゆる「アンチ」とか「批判」とかそういうネガティブな話が多い気がして。怒るのってすごくエネルギーのいることだし、疲れるし、体力いるし。そういうのを丸ごともっと違う方向に注げたらいいんじゃないかなと。相手のことを思いやって、少しずつでもポジティブに考えていけたらもう少し良い世界になるんじゃないかなと、一介のババアのオタクは深夜にそんなことを思うのでした。

 

おわり。

 

<<<追伸>>> 

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 詳細は、上記ツイートをご覧下さい。

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おわり。