主婦が突然ボイメンのオタクになった話

名古屋の町おこしお兄さんBOYS AND MENの10周年を全力でお祝いするブログ。ボイメン以外のことを書くときもあります。

推しのプラモデル作りから「ヒコーキ野郎が作ったクルマ」からリモートドラマまで(長文)

どうも、ボイメン沼の住人okimaiです。

 

書いてみたら、長い文章になってしまった。興味のない方は、戻るボタンをクリック推奨。ご興味のある方は、どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いします。

 

昨日はボイメン初のリモートドラマを視聴後、車好きの夫と共に待ちに待った推しのプラモデル配信を視聴。前回は、推しの好きなアニメ頭文字Dに出てくるトヨタ86のプラモデル作りの動画が配信されました。 その前回の記事は、以下参照。

 

www.okimai.info

 

今回は、ロータリーエンジンを搭載するRX-7の制作動画でした。この車は現在では生産されておらず、中古車でのみ存在しているとのこと。

 


【プラモデル/マツダ RX-7 FD3S】ボイメン勇翔のプラモで車を学ぼう〜マツダ RX-7 FD3S 編〜

 

今回も細かいパーツが多くて、それはそれは「本当に車好きじゃなきゃ出来ないな…。」と何度も思うような作業の連続。細かい作業がある度に「うわー!細かい!」とか「これは無理!小さい!」などといちいちリアクション芸人並に独り言を言っていた私。(ウザ)

 

車好きな私ですが機械に詳しい訳ではないので、今回は車好きで工学部機械工学科出身の夫が一緒に視聴し(半ば強制)わからない部分を教えてくれた為、個人的には前回以上に動画を楽しむことが出来ました。

 

そしてプラモデル制作に時間が掛かるので、途中推しがお昼ご飯に作った焼きそばを食べるシーンまで収録済み。推しは家にあったという豚肉とカニカマ、そして大葉とレタスという絶妙な野菜のチョイスで焼きそばを調理し、食しておりました。(調理シーンは未収録)

 

焼きそばにレタス…。

 

そして大葉…。

 

斬新!!!(褒めてる)

 

大葉が入って爽やかだと推しは絶賛していたので、次回焼きそばを作るときの参考にしよう。そう思いました。(本気で)

 

推しが残念がっていたこと

推しがこの動画の中で一番残念がってたことは、「プラモデルのボンネットの中を見ることが出来ない」と言うことでした。前回のトヨタ86制作の際は、そのプラモデル自体のボンネットを開けて内部を見ることが出来、しかもエンジンなども細かく再現されていたので機械やエンジン好きの推しはテンション高めで解説しておりました。

 

しかし、今回のRX-7はボンネット自体が完全に閉じている仕様になっており、一切開けることは出来ず…。肝心なロータリーエンジンを本人はもちろん、視聴者にも見せることが出来なかったと、かなりショックを受けておりました。

 

私は、

 

「残念だけど、まぁエンジン見れなくても推しの制作している姿が見れるしね!」

 

くらいに軽く思っていたのですが。

これまで静かにスマホをいじりつつ見ていた車好きの夫が(当然推しに興味はない)、

 

「あー、それは残念だったね。最初からそのことを箱に書いていてくれてたら良かったのにね。そしたらそのプラモデル選ばなかったのにね。(ニュアンス)」

 

と言ったのです。

私はその夫の言葉に、以前のように目からウロコになっていました。

 

www.okimai.info

 

なぜそう思ったのかを夫に尋ねると、

 

自分を含め車好きだったり機械好きはボンネットの中(エンジンなど)に興味があるし、そもそも今回はロータリーエンジンを搭載している車だからとRX-7を紹介したのに、肝心のエンジンが見えないのならそれはさぞ残念だと思う。(ニュアンス)

 

と言っていたのです。

 

なるほどなぁ…、と推しの残念な気持ちを一切受け止めていなかった浅はかな自分をちょっと(いや結構)殴りたい気持ちになりつつ、9割方の作業を終え完成はフォーチュンライブでやると言うことで動画は終了。

 

そして今回の動画の服装も、推しはツナギ姿ではなくハワイの某有名ショップのTシャツを着用して登場。前回のボイメンオールキャスト配信の際ハワイの有名ステーキハウスのTシャツを着ていたこともあり、動画視聴終了後、「ハワイのお土産かなぁ〜」、「お土産のTシャツを着るなんてかわいいじゃないか」、「ハワイ行きたいよねぇ〜」、などとひとりごちていました。

 

「ヒコーキ野郎が作ったクルマ」を読了して

 私の夫も然り、私の父親も無類の車好きで「いいからとにかくこの本を夫婦で読みなさい」と渡された本が「スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ」でした。かく言う私も元エアライン勤務者で飛行機好き、車好き、そしてスバルレガシィ乗りと言うことで推しの動画も見たことだしなぁ、ちょっと読んでみるかなんて軽い気持ちで1ページ目をめくりました。

 

「飛行機好きが車を作ったサクセスストーリーかな〜(ワクワク)」

 

など言う気持ちでいたのですが…。

 

完全になめてました。

 

豆腐メンタルの私にはプロローグから、史実が重い…。メンタルにズシンと響く…。飛行機に携わっていた者として、飛行機の歴史背景はある程度は知っていたつもりでしたが、完全につもりでした。私は、いわゆるにわか飛行機ファンだったのだな、ということを実感。これをエアライン時代に読んでいたら、さぞ良いエージェントになれていただろう。そう後悔しました。(若者たちよ、本を読むことは大事だ)

 

そしてこの本を読んで、私は頭が良くないし歴史や政治、好きな飛行機の知識さえも曖昧で詳しくはなくよくわかってないけど(おい)、確かに「ヒコーキ野郎」の夢や雑草魂やロマンが確かに描かれていて。所々読みながら泣いてしまいました。(感動系書籍ではない。そもそもビジネス書の類。)

 

以前の記事でも書いた通り、モノ作りとは一筋縄でいくような簡単なものではなく、日々試行錯誤を重ねて開発し作り上げられたもので、例えば車であれば材料を調達する人、部品を組み立てる人、車を売る人、最終的には車を買って乗ってくれる人など、みんなの力があって成り立つものであって。

 

スバルという会社が、立ち上げ当初から現在まで苦難続きであっても、その度に乗り越えてここまでやってこれた。それは根底にある「ヒコーキ野郎」たちの「いつか飛行機が作りたい!」という夢やロマン、技術力、そして誇りがあったからなんだなと。

 

普段私たちが何気なく使っている車1つ、こんな背景があったなんてこの本を読まなかったら、きっと深く考えることもなかっただろう。

 

ベースにある雑草魂

私はそもそも人が好きで、人と関わることも好きです。だからこれまでの仕事は接客業を選んだし、学生時代も接客業のアルバイトばかりしていたくらい。「ヒコーキ野郎が作ったクルマ」は、人間関係や人間模様、感情的な部分が描かれていたので私なんかでも飽きずに最後まで読むことが出来たなと思います。

 

今回、この本を読んで思ったことはベースにある雑草魂だったり、夢や目標という存在がボイメンと通じるものがあるなということ。踏みつけられてもくじけないし、夢や目標を諦めない。やっぱり最終的にはそういった姿勢だったり信念だったりが、新たなモノを生み出して行くのだなと。

 

そもそも私がボイメンを好きになったのも、彼らの夢を諦めない姿勢だったり、強さに共感したからだった。改めてそう感じました。

 

リモートドラマという新たなエンターテイメント

昨夜配信された、ボイメン主演のリモートドラマもそう。

 

正直言って私はなめていました。

 

「おもしろいのかな…?」などと言う不安に似た気持ちがあり。配信前、夫に「面白くないかもしれない(でも見て)」と伝えていたくらい。(失礼)(反省)

 

でも実際配信されたドラマを見たら、 普段は何も言わない夫も「全編CGだって思わせないくらい面白かったじゃん」と感想を言うくらい、私も1つの新たなエンターテイメントとして純粋に楽しめたし、その今後の可能性を感じました。

 

むしろ続きはよ。

推しのスーツメガネ姿はよ。

(メガネ男子好き)

 

読了した本にもあった通り、これから来たる時代に対してもっと声を上げて、先を描いて、そしてでっかい夢を語っていいじゃないか。それでこそ、スバルという会社であり、ボイメンと言うグループなのだと。でもこれで慢心することなく、時代に合わせて変革していくこともまた必要なのだと。そう教えられた気がしました。

 

先日、リモートドラマについて語るボイメンメンバー総出演の動画が生配信され、実はその内容に関してもTwitterで色々とオタクの物議を醸しましたようで。(詳細は今後書くかもしれないし書かないかもしれない)

 

彼らもおそらくこれまで要所要所で苦難がありそれを乗り越えた上での変革期があったはずで、そしてこれからもそう言ったことがあるんじゃないかな、と。人間誰しも変化は怖いし、その先の心配や不安もある。でも本にもあった通り、これからの時代は「変革無くして成功なし」なのではないかなと。だからそのきっかけの1つとして、今回のリモートドラマはとても良い試みだと思います。ボイメン歴たかだか2年ちょっとの新参者が言うことではないけども。これからも夢を追いかける彼らを信じて、私たちはただ付いていけばいいのではないかなと。(何様)(申し訳ありません)(土下座)

 

最後に、私は推しがエンジンを視聴者に見せられなかった残念な気持ちを「ヒコーキ野郎が作ったクルマ」を読んでやっと理解することが出来た。エンジン1つであっても、その技術力や作り手の想いを推しは伝えたかったのではないか。そう思いました。そんな気持ちを思うことが出来る推し。やっぱりこの人を推していてよかったと、今日も自慢にも似た気持ちになったのでした。

 

おわり。